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30090&30095で、いただきました!@水無月りら さま
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=もう少しだけ、いい?=





朝食の後片付けを済ませて。

洗濯物を洗濯機に放り込んで。

食後の珈琲をお気に入りの場所の近くへ。



陽の光はガラス窓から白く、柔らかく通り抜けてフローリングの床を温める。
眩しく反射した床に落ちる陰は、壁にかけられた写真たち。


かちり こちり と 秒針が、風がなく勢いをなくした波の音を追いかける。
車道を走り抜けるエンジン音が、どこか遠くの世界が動いていることを教えてくれる。


ぽたり。と 蛇口に留まっていた雫が落ちる。
ぱらり。と 捲られた雑誌がほのかに印刷された紙の香りを運ぶ。



かちり こちり と 秒針の音が、とくん とくん と、心臓の音と重なる。




押し付けた左頬が、ジーンズのごわごわした感触を楽しむ。
同じ姿勢はつらいから、ちょっと体を仰向けに動かした。

「・・・・ん?」

彼の顔を隠していた雑誌が、ぽんっとその辺に投げ出された。




彼の手が、額に触れて髪を梳く。

彼の手が、頬にはりついた髪を耳に流す。

彼の手が、肩から腕へ何度も撫でる。




「起きた?」

「・・・・・・」



もう少しだけいい?



彼の手が、ゆったり と 髪を梳く。

彼の手が、ふうわり と 肩に触れる。

彼の顔が、そおっ と 近づいてくる。



くの字に曲げられた彼の躯は、珈琲の香りと煙草の香り。



とくん とくん と 動く心臓が、とくん とくん と もう一つと重なり合って。




かちり こちり と 秒針が、私たちを追いかけてくる。






「まだ、いいよ」


耳元で空気が揺れる。



また、体を元の姿勢に戻して。



彼のジーンズを握って。



ちゃんと彼の膝に頭を乗せ直す。



彼の躯が深くソファに沈み込んで。



私は彼の膝に頬を押し付けて。






風のない波が歌う。
遠くで、犬の鳴き声が聞こえた。

世界は生きている。



浮かび上がっていた意識が吸い込まれていく。



空へ。
                雲へ。
         星へ。
  月へ。
                  海へ。
          虹へ。

    太陽へ         光へ          夢へ。


      

     彼へ・・・・・  吸 い 込 ま れ て い く









もう少しだけ、いい?




あなたの膝を独り占めしてていい?





もう少しだけ。
もうちょっとだけ。








ジョー、もう少しだけ、いい?

いいよ、フランソワーズ・・・・・








ーーーここは、キミの特等席だからーーー













**************

Linkさせていただいている、
水無月りらさまのサイト・「ZERO ZERO MANIA * ゼロゼロマニア」さまのキリ番にチャレンジ!しまして・・・・ニアピンにもかかわらず、リクエストを受けつけて下さり、たくさん沸き上がる妄想(笑)の中から選んだのが、



”ジョーの膝枕でお昼寝する、お嬢さん”なのでありました!



この度、そのイラストがっっ!!
キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

もう、もうっっ 素敵過ぎです!
水無月さんっ、ありがとうございましたっっ(喜)

そして!
このお話の”J・ヴァージョン”がありまして、さあっっ!!
水無月さんのサイトへgoですっ!
とっても、綺麗に、素敵にUPしていただきました~っキャーヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノーャキ



次回もがんばって狙います!

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