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今日/9.9.08'
最後の1人。

あと、1人じゃ。









「日本から、試験体が運ばれてきます。年齢ともに、予定していた人間に一番近いと思われます」








日本か・・・・。

運がなかったと、思っておくれ。









「島村ジョー、日本人、18歳」




009として、・・・キミは選ばれたんじゃ。









いや、選ばれたんじゃない。
君の運命は、そういう風に流れてしまったんじゃ。



「手術を開始する」













許しておくれ・・・。














「・・・博士、博士、・・・ギルモア博士!」
「ん・・む・・・・うんん・・・?」
「博士っ!」
「・・・っジョー?・・か?」
「こんなところで寝ないでください。フランソワーズが心配します」


肩を揺すられて、気がついた。
どうやら、研究室のデスクに突っ伏す形で眠ってしまっていたらしい。


「おお?・・・イワン、起きたのか?」
<サッキネ、オハヨウ、ぎるもあ博士>


ジョーの腕に抱かれていたイワン。


「博士、大丈夫ですか?」
「ん、あ、ああ・・・大丈夫じゃ」
「フランソワーズが、早めに夕食を済ませて、道が混む前にでかけたいらしいですよ」
「おお、おお・・・そうじゃったな」


そうじゃった、そうじゃった。
今日は確か・・・


「心配しなくても、場所はグレートと張大人が取っていてくれているのに・・・」


溜め息を吐きながら言うが、その頬は高く、嬉しそうじゃぞ?


「イワン、君はちょうど良いときに起きたね」
<ソウラシイネ・・・じょー、オ腹空イテルンダケド?>
「ああ、フランソワーズが今、用意しているよ。さ、博士も、これ以上彼女を待たせると、後が大変なんですから」


ジョーに促されて、デスクチェアから立ち上がり、伸びをした。


「儂は別に・・・イワンと留守番しておるぞ?せっかくじゃから2人で行ってきたらいいじゃろうに?」


おお、おお、おお!
可愛いのう・・・。


「っ、そんなっフランソワーズが悲しみますよっ!!みんなで行きたいって彼女が望んでいるんですからっっ」
「ジョーは、フランソワーズと2人の方がよかろうに?」
「博士っ、そんなことありません!!」
「なんじゃ、フランソワーズと2人は嫌なのか?」
「嫌じゃないですっけど、そんなっ」


ほっほ、いい反応じゃなあ、・・・・ジョー。


「うかうかしておると、他の誰かにさらわれてしまうぞ?」
「博士・・・っ!」


イワンを抱いたまま、逃げるように、書斎から出て行く、ジョーの後をゆっくりと追う。





色々なものを背負った、その背が、逞しくもみえ、悲しくもあり、・・・そして、儂の罪がみえた。


















「・・・・・幸せになりなさい」
「え?何かいいました?」
「フランソワーズとデートは、しておるのか?」
「いい加減にしてくださいっ、ボクとフランソワーズは別にっ・・・」









・・・幸せになっておくれ・・・・・・・・。










「それで、今日はどこへ行くんじゃったかのう?」
「・・・博士・・・・、今日は・・」
















儂の罪は永遠に消えることはないが、お前たちが平和に暮らす世界はくる。
きっと、来る。


そして、その日のために、ジョー・・・お前たちのそばにおるぞ。











<博士、ふらんそわーずトじょーハ、明後日、でーとノ予定ダッテ>
「いっっ!イワンっっ勝手に読むなよっ」










今日、また一日が平和でありますように・・。











「それなら夕食は張大人の店で済ますかのう・・・で、夜はここに帰ってくるのか?」
「博士っっ!!勘弁してくださいっ!!」










































*ギルモア博士・・せっかくなので書いてみた。9と博士。好きです。
イワン混ざるといい感じ?
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