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sleeping beauty・2
目蓋がゆるゆると、閉じられていく。
彼女は必死で睡魔と戦うが、負けてしまいそう。

テーブルに置かれた珈琲はすでに3杯目。
もうこれくらいのカフェインでは、彼女をこちらに引き留めておくことはできない様子。


予定よりも大幅に長引いてしまったミッションから、やっと解放されたのだから。

「・・・・眠っていい、よ?」
「だめ。まだギルモア邸についてないもの」

眠たい瞳を擦りながら答えた。

「・・・・・・・終わったんだ、から」
「みんな疲れているのに、私だけ休むことなんてできないわ」
「・・・・・・」



頑固だな・・・。





みんな知っているのに。
今回のミッションではキミの能力が必要不可欠で、キミが1秒たりとも心休まることが、眠ることが出来なかったことを、ね。


「お休み、フランソワーズ」
「!?」


少しだけ手伝ってあげる、よ。
キミが眠れるように、ね。





「・・・だめよ、ここはっ」
「・・・・いい、よ。009の俺が、そう言うんだ、よ?」


彼女の疲れ切った躯に抵抗する力はない。
弱々しく、ジョーを押し返そうとおかれた手は添えられただけ。


「・・・・抵抗すると、余計に疲れる、よ?」
「・・・・・疲れてるの、知ってるのなら・・・やめて」
「・・・・・・・・キミが素直に眠るなら、ね」
「だから、私だけ先に休むなんてできないわ」
「・・・・・・・・・・・・だから、手伝うって言っているんだ、けど?」
「それって変よ」



「・・・・変じゃない。俺を言い訳にしろ、よ」



静かに海底を進み、ギルモア邸へと戻るドルフィン号の・・・・休憩室。
置かれたソファに重なるシルエット。



009から島村ジョーへ。
003からフランソワーズへ。


ジョーの腕の中で、規則正しい寝息が聞こえ始めたころ、ジョーに”通信”が入った。


「お休み、フランソワーズ・・・・・」









・・・・次ぎに目を覚ます場所は、キミのお気に入りのリネンで整えたベッドの上。



お休みのキスは、俺からなら、お早うのキスは、キミからが、いい・・・・・・・。









end.









・あとがき・

・・・新ぜろ・ジョーって・・・・・。
私の書く新ぜろ・ジョーって・・・・。
いや、これは新ぜろ・ジョーに大地君・シリーズのジョーのエッセンが加わったと考えたい!
平ぜろ・ジョーよりも動くし、書きやすいけど・・・王子様ってよりオオカミさん?

じゃ、純粋に大地君・ジョーだと?
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