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不安/その日を意識する関係。
注意)フランソワーズは(ジョーのアルバイト先の)水沢(美奈子)さんがジョーをあきらめた(失恋した)ことを知りません。










クリアボックスに保管している食玩をそおっと並べながら、ため息をひとつ吐いたフランソワーズは、キッチンカウンター・テーブルの脚の長いカウンター用チェアに正座するように座っていた。
カウンター・テーブルに体重を預け、並べ終えた百鬼夜行の出来映えを様々な角度からチェックする。

「2月...」

チェックした後に、新しく購入した仮面ライダー(平成版)大特集2010!の日替わりカレンダーの1枚をぺりっとやぶいて日付を見つめた。

「あと、一週間」

いつの間にかできたキッチンカウンター端の棚、一角にある”フランソワーズ・コーナー”。
食玩好きなフランソワーズのコレクションが並べられている...のは、そこだけではなく、ジョーの部屋の本棚の一角も占拠しており、彼女は最近そことこことのディスプレイにこだわりを持っていた。

「...なのねえ」

今月のキッチンのディスプレイは妖怪百鬼夜行である。
『ニッポン妖怪辞典・シリーズ第4弾』をコンプリートしたフランソワーズは、1~4のすべてを奇麗にならべていた。
今月のジョーの部屋は百鬼夜行にかけて、陰陽師シリーズ『戦え!安倍晴明』だった。実際の俳優をモデルにして精巧につくられたそれは、毎晩ジョーにむかってお札を向けて睨んでいる。

ジョーは並べられたそれらの視線が気になって仕方がなく、なんとか別のディスプレイにしてくれとフランソワーズに願ったが、それならキッチンに並べる予定の”妖怪百鬼夜行”に変えると言われてしまい、渋々、戦う安倍晴明に睨まれる日々を過ごしていた。

「みんなにはいつもどおりカードと・・」

何かを送っていたのであるが、去年の12月から続くプレゼント(×家族分+ジェロニモ、G博士、ジェットのお誕生日)などで、フランソワーズの懐は淋しく、コツコツとためていた貯金がうっすらとそこが見え始めていた。
今後は春がすぎるまで普段の1/3で過す予定。そうしなければ、また5月のジョーの誕生日が”フランソワーズ、なんでもします券”になってしまう。

ノートパソコンにフリーのおこずかい帳をダウンロードしたのは、去年の12月31日。
今年の抱負は”おこずかいの利用は計画的に!”な、フランソワーズ。


「うー・・・っん!!カードだけで今年は我慢してもらいましょう!・・そのカードは私の写真・・・なんて、・・ほら、たまにジョーが買ってる漫画の雑誌に載ってる、グラビアアイドルみたいなセクシーショットとか?なら、カードだけでも許してくれると思わない?」

カンターチェアから猫のように音もなく降りると、フランソワーズの亜麻色がふわりと空気をふくんで揺れた。

「なんて、私なんかじゃ駄目よね、・・・・さ!・・・・ジョーを起こして・・」

起こしてこようかしら?と思った足が、止まる。
キッチンへ行くこともなく、ジョーの方へと向かうこともなく、その場に止まった。






---2月14日のヴァレンタイン・デー・・に。・・絶対、あの人から、・・もらって・・くる・・・・わよね・・。












あの、人。
・・・・ジョーの、アルバイト先の大学にいる、・・・水沢・・美奈子さん。






ほんのりブラウンに染めた髪をふうわりとユルくたて巻き風に巻いた髪型の、本物のモデルさんのような、彼女。
ジョーのことを「島村くん」と呼ぶ、彼女がつけていた香水はラルフローレンのロマンス。


初めて彼女を知ったのは、駅。


ジョーと楽しそうに話していた。(by切なくて息苦しい/アタシは平気、なの。)



妹さんがネイルアーティストと教えてくれた。
その妹さんの練習台になっていると言って、いつも奇麗なかわいらしいその爪先を、つややかなリップグロスでかざった唇近くに添え、くすくすっと笑う姿がフランソワーズの瞳に焼き付いてる。

その指先のネイルをみせてくれて、妹さんのお店を教えてくれたのは、京都の旅館。(by『もじもじ京都・嵐山2泊3日旅行編』)










いつでも、どんなときでも、彼女の視線は”島村くん”へと向けられていて。
島村くんは、その視線に気づくととても、優しく彼女へと笑いかけて。

「・・・・好きなのよね」

そうすると、彼女は本当に、嬉しそうに、嬉しそうに・・幸せそうに微笑み返すの。
恥ずかしそうに、くすぐったそうに、頬を高くして。




---そして、・・ジョー・・は?





「彼女のこと、好き?」


フランソワーズはゆっくりと体をねじりって天井を見上げ、ある方向にむかって顎の角度をあげた。
静かなジョーの寝息が、まるで彼のベッドの枕元に耳をよせたように、はっきりと聞こえる。


「・・・・好き?」


フランソワーズはゆっくりとまぶたを閉じて、”眼”は使わずに、”耳”だけ音量をあげて彼の呼吸音に集中させた。



『・・好k・な・・ん、だ』
「え?!」


ジョーのタイミングの良い寝言にびくん!跳ねた肩が、がくがくと震え、足下からひゅうっと上り上げる寒気に、フランソワーズの心臓が凍り付く。

押し上げられた、まぶた。

青い双眸が映していなければならない天井、から透けて、ジョーの部屋の床、から彼が身を横田和されているはずのベッドが、視えない。

”眼”が壊れてしまったかのように、真っ黒なスクリーン。


---好きなの?・・・ジョーは・・美奈子さんが・・・好きな・・n・・っ。







真っ暗な眼に、彼女が朗らかに笑う。


『島村くん、ねえ、あのね・・』


リップグロスで色づいた彼女の唇がジョーを呼び、それがくっきりと瞼裏の黒いスクリーンに浮かんだ。






『ウン・・。・・・辛い・・・zzz・激辛・・かっぷ・・麺・・・、が、・・好きで・・・ZZZ』
「!」



耳のスイッチが入ったままのフランソワーズに届いたジョーの寝言に、膝から力が抜け落ちてその場に崩れ落ちた。

「そ・・う・・・ジョーは、何よりも激辛カップ麺が好きなのね・・。・・・ジョーが久しぶりに食べたいって、カップ麺・・・残ってたの、醤油味とシーフードしかなかったものね・・」

激辛カップ麺や系スナックが好きな、ジョー。
ギルモア邸は料理ができない(しない)家族のために一応、保存食として買い置きしているインスタント類がある。先月はじめまで滞在していた家族の誰かが、日本滞在組なら手に取ることがない、ジョーが好んで買い置きしておいたものをいつの間にか食べきってしまったようだった。

食べたいときに食べたかった激辛カップ麺がなくなっていることに拗ねたジョーは、コンビニまで買いに行くのが面倒臭く、なんとなくフランソワーズに八つ当たり気味に、「夕食はカレーじゃないと食べない」などとフランソワーズに注文し、辛さもジョー好みの、「辛さ×10倍じゃないと食べたくない」と言われた。そのためにジョーの分は別につくらなっければならなくなったのは、昨夜の話し。

「私の作ったカレー・・じゃ、やっぱり満足できなかったのね・・・」

すん。と小さく鼻を鳴らした、フランソワーズ。

---彼女の・・手作りなら、・・辛くなくても大丈夫・・・だったりするの?

激辛カップ麺が相手なら、少しくらい希望を持っていてもいいかしら?と、一週間後のヴァレンタイン・デーをどうしようかと、ダイニングルームの床にぺったり座り込んだまま考えはじめた。

「・・・一緒に住んでるから、だから、だからね。お誕生日のお礼も・・あるし、いつもいつも・・お世話になってるから、なのよ、ね?フランソワーズ、そうよね?」

ジョーのことを考えながら、言い訳している声にフランソワーズは自分のこころの中で叫ばれる、”好き”という声に蓋をした。

















***

しばらくして、朝の散歩から帰ってきたジェロニモがダイニングルームの床にうなだれて座り込んでいるのを発見した。具合が悪いのかと心配されてしまい、フランソワーズは慌てて訂正する。

「こんなところに座り込んでいたら誰がみても心配するぞ。」
「ご・・、ご、ごめんなさい。ええっと、・・椅子に座る気分じゃなかったのよ、ね?日本だし!!」

ジェロニモはキッチンカウンターにある、フランソワーズ・コーナーのカレンダーへとちらり視線を走らせた。

「まもなく・・か。」

冷たい床がしっかりとフランソワーズの体温と同化していたことに気づきながら、彼女を床から立たせた。

「・・・?」
「日本では、女の子が愛を告白する日らしいが・・・?」

ジェロニモは彼女の顔を意味ありげに覗き込んだ。

「そう、ね・・。そ、そうらしいわね・・。でも、アタシはフランス人よ?日本は日本、フランスはフランス!ね?」

いつもと変わらない微笑みを顔に載せたはずのフランソワーズだけれど、頬が不自然に高くなっていた。
そんなフランソワーズをジェロニモは優しく見つめる。

「・・・その日が不安か?他の誰かの想いを受け取って来るかもしれないから。」

ジェロニモの言葉に、フランソワーズの顔が一瞬だけくしゃっと崩れて泣きそうになった。

「な、何を言ってるのよ!知ってるでしょ?ジョーってばすごくモテるのよっ!デパ地下の特設チョコレート売り場より、たくさん揃うのっ!!」

予想以上に大きな声が出てしまった、力なく響いた、からっぽな声。




グレートや張大人に、ギルモア博士。その3人からジェロニモは14日はフランソワーズに注意しろと、個々にアドバイスされていた。

日本滞在組しかわからない、事情。


バレンタイン・デーによせる、複雑な乙女心。
恋する女の子たちの不安と期待がピークに達する日。

ギルモア邸内はフランソワーズの不安の気持ちと、ジョーの期待の気持ちで微妙な雰囲気になる日でもある。




「フランソワーズ、今年の14日は日曜日だ。」
「え、・・・ええ。そうね」
「どうだろう。」
「?」
「たまには、オレとでもいいだろう。」
「え?」
「世話になっている。お礼がしたい。」
「ジェロニモ?」
「昨夜のカレーは最高に美味しかった。その礼もだ。」
「え、でも・・」

ジェロニモはにこっと満面の笑みで、フランソワーズの頭にぽんと手をのせた。

「民族博物館で、ポカホンタス展がやっている、行きたいと思っていた。一緒に行ってくれないか?」
「ポカホンタス?」

聞き慣れない単語に、大きな青い瞳が好奇心にきらりと綺羅めいた。

「自分のこころが語るままに生きた、女だ。・・・彼女は神(自然)の声よりも己の中の己の声に忠実だった。」
「・・・」

お日様の香りがする、ジェロニモの手で髪を撫でられると、すうっとこころにわだかまっていた濁りが彼の手の温かさに溶かされていくように感じる。

「どうだ?」
「ええ!喜んで、ジェロニモ連れて行ってちょうだい!」

花が咲くように明るい笑顔で微笑んだフランソワーズ。

「ああ。一緒に行こう。それで・・フランソワーズ。そろそろジョーを起こしてこないといけない時間だろ?」
「あら、いけない!もうそんな時間?遅刻しちゃうわ!今日はジョー朝の合同会議のセットアップにいつもよりも早めに出るって言ってたの!」

フランソワーズはピョン!っと跳ねるようにジェロニモの大きな躯をよけて、ぱたぱたと軽やかにスリッパを鳴らしながらダイニングルームから駆け出して行った。


「さて。ジョーは素直にフランソワーズとデートをさせてくれるのだろうか。」


当分の間、フランソワーズは初めて知った”ポカホンタス”と言う名前と、その人物について調べることでバレンタイン・デーのことは頭から消えているだろう。
思い出しても、「チョコレートケーキの材料を買わなくちゃ!」くらいだと、ジェロニモは考えていた。




ジョーへの気持ちを、頑に閉じ込めようとする彼女だから、きっと当日までそのこころの声に耳を傾けることを拒むだろうから。
いつの日か、好きだと思う気持ちを言える日が来ることを望みながらも、そのきっかけになり得る日が近づけば、色々なプレッシャーがかかって来る。



「たまには、・・・ジョーのことを忘れてみろ。」


---・・009を出し抜くのも、いいかもしれんな。



そうと決まれば。と、ジェロニモはさっそく行動に移した。












***


14日、ヴァレンタイン・デー当日。

朝、誰からも起こされることなく、自然と鳴った腹の虫のために起きることになったジョー。
昨夜は今日と言う日に色々な妄想を巡らせていたためなかなか寝付けなかった事が、原因。


「フランソワーズっ!」

2月も半ば。
春の足音が聞こえて来るには、まだ早く。どことなく人の息づかいが感じられないほどに冷えきった空気がジョーを不安にさせて、いつもよりも大きな声で想い人の名を呼んだ。

自分の声が床と壁の反響する感じがどことなくいつもと違う。


---気配がない・・。


日曜日も店を開ける張大人とグレートがいないのは、わかる。
今日、ギルモア博士が出掛けるという予定は訊いていない。イワンは夜の時間で邸から出る予定はフランソワーズが日光浴にでも連れ出さない限りない。

「・・・ってことは、散歩に出てるのかな?」

ジェロニモの日々のスケージュールは判を押したように決まっているので、心配はしていない。

「でもなあ・・」

フランソワーズらしくないと思った。
普段なら、日曜日でも昼前(11時頃)までに起きてこなかったら、起こしに来てくれるはず。
今は昼も過ぎて、午後のおやつの時間になろうとしていた。

散歩にでかけるなら、出掛けるで一声かけてくるだろうはず。
それはギルモア博士も同じ。

ジョーは妙に音が響く廊下を小走りにかけて、3段飛ばしで階段をおりてリビングルームへ。

「・・・あれえ?」

そこにはメッセージらしきものも、何もなかった。
一通りリビングルーム内を見回してから、ダイニングルームへと足を向ける。
さっと右側へと首を動かしたとき、ダイニング・テーブルの上に綺麗に並べられた5つの”赤い”色が目立つカップ麺が眼に飛び込んで来た。

「な・・」

ジョーはテーブルへと飛びついて、カップ麺の1つの上に置かれていた、綺麗なバレンタイン・カードを手にとった。


「っだよっこれえええええええええ!!!」




『ジョーえ、

ハッピー・バレンタインズ・デエ!


ジョーの大すきのげきからカップめんよ。
それも、ラーメンきょう会がえらんだ、2009年ベスト5!なの!

たのしんでね。


アタシはジェロにもと、きょ日はみんぞくはくぶつかんえ、いってきます。
おひるごはんは、カップめんがあるからだいじょうぶよね♪

おるす番をおねがいします。


フランソワあズより。

P.S
洗たくものをとりこんでおいてください、ごごは雨っていってました』



「・・ジェロニモと、デートなんてっ報告受けてないしっ昨日は何も言ってなかったじゃないかっ!!”明日はおっきなチョコレートケーキを焼くの!新しいレシピよ!”って言ってたしっ、え?えええっ、なんでっ?!いつこんな事になったんだよっ、ジェロニモっ!?」


一瞬、加速装置を噛みそうになるほど慌てて自室へと戻ったジョーは、部屋のデスクに置かれて充電中の携帯電話を手にとった。
マナーモードは解除してあったハズなのに、鳴らないように設定しなおされていたことに、ちっと舌打ちする。


---計画的犯行?!




『ジョー、黙っていてすまなかった。
お前だけがフランソワーズを好きなわけじゃないということ、わかってもらえれば嬉しい。


こういう事も、起こりうるということだ。

心配しなくても夕方にはもどる。
予定通り、ケーキを焼かないといけないらしいからだ。』



メール受信の時間は10時。
ジェロニモが邸を出るちょっと前に、ジョー宛に打ったのだろう。

「大人しく、2人の帰りを待っているとでも思ってるのか!」

メッセージにはどこへ行くとも情報は書かれてなかった。
携帯電話にはギルモア博士が改造した、GPS機能がついているので、2人の携帯電話から追うことができるけれどもギルモは博士が今回のことに一枚噛んでいるのなら。と、009はそれは使えないだろうと推測した。

夜の時間のイワンも連れて邸を空にするほどの徹底ぶりだ。

「ボクは009だよ!」

ジョーはパソコンを立ち上げた。

「ジェロニモと一緒にってことは、行き先は限られて来る!・・・・・。」

ジョーは脳内のコンピュータからここ1ヶ月ほどのフランソワーズの行動と彼女が口にした言葉(単語)を収集し、解析する。

「・・・・あっ!!アレだ!!フランソワーズがレンタルしたDVDはディ○ニーのポカホンタス!アレは、ネイティブ・アメリカンの女性の物語でっアニメでもいつものフランソワーズの傾向から少し離れたものだし、きっとジェロニモから教えてもらったんだろう!・・・それなら、ジェロニモが教えたきっかけがあって・・」

パソコンが立ち上がる間にさっと加速装置が使用可能な衣類に袖を通し、外出のための身支度をすませる。

「ビンゴ!!都立民族博物館が展示会やってるっ、そこだっ!!」

---そこならフランソワーズのお気に入りのデパートも近いっ。絶対に彼女は”あのカフェ”によってお茶するはずだ!一応、確認のために一度張大人の店に寄って・・それから・・・。

ジョーはシャットダウンにカーソルをあわせて、パソコンの電源を落とし、部屋から飛び出した。





”こういう事も、起こりうるということだ。”












さあっと血の気が引くような感覚が、ジョーを襲う。

いなくなる。
他の男と、こうやってボクがいない間に、知らない間に。

一緒にいるのがジェロニモ(家族)だと解っているのにも関わらず、緊張しているように手足に足をかく、不安に突き上げられた。


「解ってるっ!・・だから行くんだっ」




かち。と、小さなスイッチ音が鳴った瞬間、荒れ狂った竜巻が邸内を揺らした。












end.








-おまけ-

「もーっっ!!」
「・・・ごめん」
「洗濯物を取り込んでいてくれてなかっただなんて!!」
「ごめんなさい」
「ジョーにはお留守番頼めないわ!」
「・・うん、頼まないで」
「?」
「ほら、・・ね?こういうことになっちゃうからさ。・・・フランソワーズがいてくれないと、何もできないしさ、ね?」

ジェロニモとジョー、3人一緒に邸に帰ってきてから、夕食の後片付け、食後に披露するニュー・レシピのチョコレートケーキの用意に、ランドリールームで洗濯のし直しと走り回るフランソワーズの後ろを、まるでカルガモの赤ちゃんのようにずっとついて歩く、ジョーの姿を見つめる、家族たち。


「情けないアルなあ・・・」
「もっとこう、言い方ってもんがあるだろうっ言い方ってもんが!!」
「あんさん、ちょっとはジョーをその得意のシェークスピアはんとかで、なんとかしはったらどないアルか?」
「ジェロニモ、今回の計画はもちっと一押し足りなかったなあ」
「いや。・・・そうでもない」
「「?」」
「ハッピーエンドの舞台よりも、彼女はどうやら”悲劇”な舞台の役が多かったことがわかった」
「「?」」


---ポカホンタスに、スミスとロルフの関係。フランソワーズと話していてそれらの彼女なりの解釈を聞いてわかったことだが。


「ギルモア博士は?」
「博士はまだコズミ博士と一緒だと思うぞ、駅についたら我が輩が迎えに行くが・・」
「店があった、疲れているだろう。オレが行こう。」
「お、そうかあ?じゃ、頼むな!」
「了解。」


想いをとげても、かならずしも幸せにはなれない。と、どこかで暗示にかかったような、思い込みがある。
それなら何も伝えないままの今の関係でいた方がと、無意識に望んでいることも。


---フランソワーズは、・・兄(ジャン)をジョーに重ねて見ている節があるな・・・。


この躯のために、不安が先にたってしまうのは、仕方がないことだけれど。
そこから一歩踏み出さなければ、何も始まらないんだぞ。



ジョー、フランソワーズ。
・・・・そろそろ、いいんじゃないのか?














5さんが参戦いたします♪彼は167G博士よりもけっこうまとも(笑)路線で2人をくっつけようとしてるようですね。今後に期待です!*
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